明石市で軒天が剥がれてきた?放置NGの理由と修理費用の目安を解説

「最近、家の軒先の板がペラッと剥がれてきた…これって放っておいても大丈夫?」
明石市では、築20年以上の住宅を中心に、軒天(のきてん)が剥がれるトラブルの相談が年々増えています。
とくに大久保町・魚住町・二見町・朝霧南町・硯町などの住宅街では、潮風や台風の影響もあり、軒天の劣化が進行しやすい地域といえるでしょう。
このコラムでは、
- 軒天が剥がれる原因とは?
- 放置するとどうなるの?
- 修理費用の相場は?
- 自分でできる応急処置と業者選びのコツ
などを明石市の気候や住宅事情に合わせてわかりやすく解説します。さらに、実際の修理事例や火災保険の活用例も交えて、納得して修理に踏み切れるようサポートします。
軒天とは?どこにある部材でどんな役割があるのか

軒天の場所と機能
「軒天(のきてん)」とは、屋根の下にある天井部分の板のこと。外壁と屋根の間にある、軒の裏側に張られた平らな部材です。
この軒天には、以下のような役割があります。
- 小動物や虫の侵入を防ぐ
- 雨風の吹き込みを防止
- 建物の通気性を確保(湿気対策)
- 見た目の美観向上
明石市で軒天が剥がれる主な原因5つ

1. 経年劣化(築20年以上)
明石市では昭和〜平成初期に建てられた住宅が多く、築年数の経過とともにベニヤ板や合板の劣化が進行します。塗装が剥げて雨水が染み込み、やがて層が剥離してしまうのです。
2. 雨漏り・水の浸入
台風や長雨の影響で屋根や外壁から水が侵入し、軒天裏の下地が濡れると、板が浮いたり腐食したりします。明石市は海風の影響を受けやすく、湿気がこもる住宅も多いため注意が必要です。
3. 強風・台風による剥がれ
特に秋の台風シーズンには、風で軒天材が“バタバタ”と音を立てて剥がれる被害も。強風による物理的な破損は、火災保険の対象となるケースも多いです。
4. 換気不足による結露
軒天の通気口(換気孔)が塞がっていると、屋根裏に湿気がたまり、軒天の裏側にカビや結露が発生。これが板材の浮きや剥がれの原因になります。
5. 雨樋の詰まり・破損
軒先の雨樋が詰まると、水があふれて軒天に直接雨水があたるようになります。長期間続くと、木部が腐り、剥がれの原因になります。
軒天の剥がれを放置するとどうなる?3つのリスク

1. 雨漏りや屋根裏の腐食につながる
軒天の隙間から水分が入り込むと、屋根裏や柱の腐食、雨漏りにつながる可能性があります。初期症状の段階で対処すれば、数万円で済むはずの修理が数十万円規模に拡大することも。
2. 小動物の侵入被害
穴や隙間からスズメやコウモリ、ハクビシンなどが屋根裏に侵入し、糞尿や騒音トラブルの原因に。断熱材を荒らされたり、糞尿による健康被害も心配です。
3. 落下事故の危険性
剥がれかけた軒天板が強風時に落下し、人や車を直撃する危険もあります。公共道路に面した家では近隣トラブルに発展することもあるため注意が必要です。
明石市での軒天修理の費用相場と工事内容
工事の種類と相場目安(材料費+工賃)
修理内容 | 費用相場(税別) | 内容 |
軒天の部分張り替え(1m²以内) | 約1.5万〜3万円 | 材料:ケイカル板など |
全面張り替え(10m²前後) | 約10万〜20万円 | 塗装・下地処理含む |
塗装のみ(再塗装) | 約5万〜10万円 | 剥がれが軽度の場合 |
足場代(必要な場合) | 約7万〜15万円 | 2階以上や全面施工時 |
※雨漏りや下地腐食を伴う場合は、別途補修工事費がかかることもあります。
【明石市の施工事例紹介】軒天修理で安心の住まいに
【施工例①】大久保町での部分交換工事|費用:3.8万円
症状:劣化で雨樋が下がっていたため、軒天3m分の木部を交換し再塗装。雨樋も部分的に再固定。
期間:半日
コメント:足場不要だったため、比較的安価で済みました。
【施工例②】魚住町での全面交換工事|費用:12万円+足場費
症状:強風で軒天が外れ、火災保険を申請。全体を交換し、金具と塗装も含めて施工。
期間:2日
コメント:「保険が下りて助かった」とお客様から感謝の声。
軒天の剥がれに火災保険は使える?火災保険が適用されるための主な条件

明石市では、台風・突風・強風・積雪などの自然災害が原因で軒天が破損した場合、火災保険が適用されることがあります。
実際、明石市の沿岸部(大久保町、二見町など)では、海風や強風によって軒天が吹き飛ばされる被害が起きており、火災保険を活用した修理事例も多数あります。
被害の原因が「風災・雪災・雹災」など自然災害であること
⇒ 経年劣化や施工不良は対象外。台風・突風・積雪などの気象要因が明確であることが必要。
保険契約に「風災補償」が含まれていること
⇒ 保険証券を確認。「風災」「雪災」「雹災」などの項目が補償対象になっているか確認しましょう。
被害発生から3年以内であること(申請期限あり)
⇒ 多くの火災保険では、自然災害による損害は「発生から3年以内」でないと申請できません。
現地の被害状況を示す写真があること
⇒ 被害直後の写真が最も重要。破損箇所や剥がれた軒天を、複数アングルで撮影しておきましょう。
保険会社提出用の見積書・報告書を専門業者が作成すること
⇒ 保険申請には、施工業者による「見積書」や「被害報告書」「調査報告書」が必要です。保険対応に慣れた業者に依頼するのが得策。
修理を保険認定後に行うこと(原則)
⇒ 修理を先にしてしまうと、被害の痕跡が確認できず保険金が下りない可能性があります。
保険会社の鑑定人が調査に来る場合もある
⇒ 損害額が一定以上の場合や判断が難しい場合、保険会社から鑑定人が派遣され現地確認を行うことがあります。
申請サポートに対応した業者を選ぶとスムーズ
⇒ 書類作成や写真撮影まで代行してくれる「火災保険対応業者」が増えています。経験豊富な業者に依頼すれば、自己負担ゼロで修理ができるケースもあります。
自分でできる応急処置とプロに頼むべきタイミング

自分でできる応急処置
- 軒天が浮いている部分に防水テープやガムテープで仮止め
- 雨樋のゴミを取り除いて水はけを良くする
- 小動物が侵入しないよう、ネットや板で塞ぐ
※あくまで一時的な処置です。長期的には逆効果となる場合もあるため、早めの修理が大切です。
業者に頼むべきタイミング
- 剥がれの範囲が手に負えない大きさのとき
- 雨漏りや動物被害が発生しているとき
- 足場が必要な2階建て以上の住宅の場合
よくある質問(FAQ)
Q1. 軒天の剥がれは放置しても大丈夫ですか?
A. 放置はおすすめできません。
軒天の剥がれは見た目の問題だけでなく、建物内部の劣化や雨漏りのリスクにつながります。
明石市のように風が強く湿気が多い地域では、放置すると軒裏の木部が腐り、屋根全体の耐久性を損なう恐れがあります。
また、剥がれた板が落下してケガや物損につながることもあるため、早めの点検・修理が重要です。
Q2. 軒天の剥がれに火災保険は使えますか?
A. 自然災害が原因であれば、火災保険の対象となる可能性があります。
台風・突風・強風などによる破損が原因であれば、「風災」として火災保険が適用されるケースがあります。
ポイントは以下の3点です。
- 被害発生から3年以内であること
- 保険契約に「風災補償」が含まれていること
- 写真・見積書・報告書の提出が必要であること
保険対応の経験が豊富な業者に相談することで、手続きもスムーズです。
Q3. 軒天の修理にはどのくらいの費用がかかりますか?
A. 範囲や工法によって異なりますが、部分補修で3〜5万円、全面交換で10〜20万円程度が相場です。
目安としては以下の通りです:
- 部分補修(1〜3m)…3〜5万円
- 全面張り替え(10m²前後)…10〜20万円
- 塗装だけなら5〜10万円程度
足場が必要な場合は、別途7〜15万円ほどかかることもあります。
Q4. 明石市内で信頼できる業者を選ぶにはどうしたらいい?
A. 地元での施工実績があり、保険対応に慣れた業者を選ぶのがポイントです。
以下のような業者を選ぶと安心です:
- 明石市内で複数の施工事例がある
- 点検・見積もりが無料
- 火災保険の申請サポートに対応
- 工事の保証がしっかりしている(施工後◯年保証など)
「建設業の許可」を取得している会社かどうかも確認しましょう。
Q5. 自分で軒天を修理することはできますか?
A. 軒天は高所作業のため、DIYはおすすめできません。
2階部分などは転落リスクが高く、また適切な材料や技術がなければ、かえって雨漏りや再劣化の原因になります。
明石市では高所作業車や足場が必要なケースもあるため、プロの業者に依頼するのが安全かつ確実です。
Q6. 軒天が剥がれているけど雨漏りはありません。今すぐ直すべき?
A. 雨漏りが起きていなくても、剥がれがある時点で劣化が進んでいる可能性が高いです。
軒天の剥がれは、内部の湿気や下地の腐食が進行しているサインです。
放置すると、見えない部分から建物内部へダメージが拡大することもあります。
早期の修理が結果的に費用を抑えることにもつながります。
Q7. 剥がれた部分が1ヶ所だけでも修理してもらえますか?
A. はい、部分補修にも対応しています。
1〜2m程度の剥がれであれば、部分的に張り替えや再塗装が可能です。
ただし、同じ素材や色が手に入らない場合、色味の違いが出ることもあるため、事前に確認が必要です。
Q8. 修理にはどのくらいの期間がかかりますか?
A. 作業規模によりますが、半日〜2日程度で完了するのが一般的です。
- 部分補修:半日〜1日
- 全面交換:1〜2日
- 塗装のみ:1日
足場の設置が必要な場合は、準備・撤去も含めてプラス1〜2日見ておくとよいでしょう。
Q9. 他の工事と一緒に軒天を直すことはできますか?
A. はい、屋根修理・外壁塗装・雨樋工事と一緒に施工することが多いです。
軒天は屋根や外壁との接点にあるため、外装全体のメンテナンス時にまとめて修理することで、足場費などのコストを抑えられます。
見積もり時に「他に劣化している部分がないか」も点検してもらうのがおすすめです。
Q10. 軒天にはどんな種類の材料がありますか?耐久性は?
A. 一般的に使われるのは、以下の3種類です。
- ケイカル板(ケイ酸カルシウム板):耐火性・耐水性に優れ、現在の主流素材。防カビ塗装との組み合わせで長寿命。
- 合板(ベニヤ板):古い住宅に多く使われていますが、水に弱く剥がれやすいのが難点。
- 金属製ボード・軒天用サイディング:高級仕様。強風・塩害に強いが価格は高め。
明石市では海風や湿気への耐性も重要なため、ケイカル板+防カビ塗装がおすすめされることが多いです。
まとめ|明石市で軒天が剥がれたら早めの対応が鍵!
- 軒天は美観だけでなく、防水・通気・防獣など住宅の大事な機能を支えています。
- 剥がれを放置すると、雨漏り・腐食・動物被害など深刻なトラブルに。
- 修理費用は部分補修で3万〜、全面交換なら10万円台が目安。
- 明石市では火災保険が使える場合もあるため、プロによる無料診断が効果的です。
専門家コメント|マックスリフォーム代表 杉本 匡志

軒天の剥がれは一見小さなトラブルに思えますが、実は建物全体の寿命や防水性に関わる重要なサインです。明石市では潮風や台風の影響で、通常より早く劣化が進行するケースも多く、定期的な点検と早めの補修をおすすめしています。
私たちマックスリフォームでは、火災保険申請サポートも含めたトータル提案を行っております。
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