【明石市 スレート屋根の寿命は何年?】劣化サインと補修・カバー工事の選び方

スレート屋根工事
目次

はじめに|スレート屋根の「そろそろ限界かも?」と思ったら

明石市で築20〜30年以上の戸建住宅に多く採用されているスレート屋根(コロニアル・カラーベスト)。

「色あせてきたけど、塗装で済む?」「ヒビや反りが目立つけどまだ大丈夫?」
そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • スレート屋根の平均寿命
  • 劣化の見極めポイント
  • 補修・塗装・カバー工事の違い
  • 工事のタイミングと費用相場
  • 明石市での施工事例

について丁寧に解説します!

スレート屋根の寿命はどれくらい?

スレート屋根

スレート屋根の耐用年数は約20〜30年といわれています。 ただしこれは、適切なメンテナンスを前提とした目安であり、気候や環境、使用されているスレート材の種類によって前後します。

1. ノンアスベスト化以降の屋根はやや短命?

2004年以降に製造されたノンアスベストタイプのスレートは、従来品よりも耐久性がやや劣るとされ、15〜25年で劣化症状が出ることも。

2. 明石市の気候は屋根にとって過酷

沿岸部で塩害や風雨の影響を受けやすく、特に台風時の横殴りの雨や突風で劣化が進む傾向があります。

3. 目安となる点検・改修時期

  • 築10年…初回塗装(防水性維持)
  • 築20年…再塗装 or 軽補修
  • 築25〜30年…葺き替え or カバー工法の検討

スレート屋根の劣化サイン|見逃さないチェックポイント

色褪せたスレート(コロニアル)屋根

屋根に登らなくても、下からでも確認できる劣化サインがあります。

1. 屋根全体の色あせ・苔や藻の発生

表面の塗膜が劣化している証拠。防水機能が低下し、屋根材自体が吸水してしまいます。

2. スレート材のヒビ割れ・欠け

薄い板状のスレートは、経年や衝撃で割れやすくなります。割れた箇所から水が内部へ浸入する恐れも。

3. 屋根材の反り・浮き

水分を含んだり紫外線を浴び続けることで、反って隙間ができやすくなり、雨漏りの原因になります。

4. 雨樋に細かな破片や砂状の堆積物

屋根材が劣化してポロポロと崩れているサイン。劣化が進行している可能性があります。

5. 室内の天井にシミ・カビ・湿気

雨漏りが始まっている可能性があり、早急な点検が必要です。

スレート屋根の補修・メンテナンス方法

劣化の程度に応じて、対応方法は大きく3種類あります。

1. スレート塗装(防水性回復)

屋根塗装
  • 対象:色あせ・軽微な劣化
  • 工期:3〜5日
  • 費用:60万〜90万円(足場代込み)
  • 注意点:割れ・反りがある場合は不適合

2. 部分補修(差し替え・シーリング)

スレート差し替え後
  • 対象:1〜2枚の割れ・一部浮きなど
  • 工期:半日〜1日
  • 費用:1〜5万円程度(足場なしの場合)
  • 注意点:複数箇所ある場合は非効率

3. 屋根カバー工法(重ね葺き)

立平葺き
  • 対象:全面劣化・再塗装不可の状態
  • 工期:7〜10日
  • 費用:80万〜150万円
  • 注意点:野地板・下地に腐食がないことが前提

屋根カバー工法の流れとメリット・デメリット

屋根補修工事を行うメリット

スレート屋根が劣化していても、下地が正常という場合にはカバー工法はコスパ◎な選択肢です!

カバー工法の手順

  1. 点検・下地確認
  2. 既存屋根の清掃と処理
  3. ルーフィング(防水シート)施工
  4. 新しい屋根材(例:ガルバリウム鋼板)を重ねて施工
  5. 棟板金や雨仕舞処理、清掃

メリット

  • 葺き替えより工期が短く、費用も抑えやすい
  • 解体廃材が出にくく、環境負荷が少ない
  • 屋根が二重構造になり、断熱・遮音効果がアップ

デメリット

  • 重量が増すため、耐震性の確認が必要
  • 下地が腐食していると施工できない
  • 将来的な葺き替え時に解体コストが高くなる可能性

明石市でのスレート屋根メンテナンス事例

● 西明石町|スレート再塗装で防水復活

・築22年、色あせと苔が目立つ状態 ・高圧洗浄+遮熱塗料で再塗装 ・工期:4日間/費用:約78万円(足場込み)

● 魚住町|部分補修とコーキング処理

・築18年、一部ヒビと浮き ・3枚差し替え+隙間にコーキング ・費用:約3.5万円(足場不要)

● 大久保町|カバー工法でガルバリウム葺き

・築28年、全体に反りと色あせ ・下地に問題なかったため、軽量鋼板でカバー工法 ・費用:約125万円(火災保険適用一部あり)

よくある質問(FAQ)

Q1. スレート屋根は何年くらいでメンテナンスが必要?

A1. 10年ごとの塗装、20〜30年での葺き替えまたはカバー工法が目安です。

Q2. カバー工法はすべての屋根に使えますか?

A2. 下地が健全であることが条件です。雨漏りしている場合は葺き替えのほうが安心です。

Q3. ノンアスベストのスレートって何?

A3. 2004年以降に使用された石綿(アスベスト)を含まないスレート材で、耐久性がやや低いとされます。

Q4. 火災保険は使えるの?

A4. 台風など自然災害による屋根の破損であれば、火災保険が適用される可能性があります。

Q5. カバー工法と葺き替え、どちらが得?

A5. 予算・建物の状態によりますが、下地が健康ならカバー工法の方がコストを抑えやすいです。

まとめ|スレート屋根の劣化は早めに判断・対応を

ポイント

スレート屋根は手入れ次第で寿命を延ばすことが可能ですが、劣化が進行すると雨漏りや補修費用の高騰につながります。

  • 色あせ・ヒビ・反り=劣化のサイン
  • 塗装・部分補修・カバー工法を適材適所で選ぶ
  • 明石市の風土を理解した業者選びが重要

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