明石市でコロニアル屋根が色褪せてきた?塗装か張り替えか判断ポイントを解説!

明石市にお住まいの方で、ふとご自宅の屋根を見上げたときに「前より色が褪せてきたな」と感じたことはありませんか?
それ、もしかするとコロニアル(スレート)屋根の経年劣化が進んでいるサインかもしれません。
特に明石市では、海に面した地形から潮風による塩害や台風の影響を受けやすく、屋根材の劣化が全国平均より早く進む傾向があります。
この記事では、そんな明石市でよく使われているコロニアル屋根の色褪せについて、塗装で十分なのか、張り替えが必要なのか、その判断ポイントと費用相場、信頼できる業者選びまで徹底解説します。
コロニアル屋根とは?明石市でも多いその特徴と注意点

コロニアル屋根は、正式には「化粧スレート」と呼ばれる屋根材の一種で、セメントを主原料とした薄い板状の屋根材です。
軽量で施工しやすく、価格もリーズナブルなため、昭和後期から平成にかけて明石市の住宅でも広く採用されてきました。
明石市の住宅環境と相性
- 潮風の影響:魚住町や大久保町など海沿いの地域では塩分による劣化(塩害)が進みやすい。
- 台風被害:夏~秋にかけての強風・豪雨で屋根材が浮いたり割れたりすることも。
- 湿気と苔・カビ:西明石や朝霧町のような木々の多い地域では苔の繁殖も目立ちます。
コロニアル屋根の色褪せは劣化のサイン?よくある劣化症状

結論から言えば、色褪せ=屋根の防水性能が落ちてきているサインです。
コロニアル屋根(スレート屋根)は、表面の塗膜が紫外線や雨風で徐々に劣化します。塗膜が剥がれてしまうと、屋根材自体が雨水を吸収するようになり、反りやひび割れが起こる可能性も高まります。
こうした初期症状を見逃さないことが、雨漏りの予防につながります。
以下に、特に注意すべき劣化サインを詳しく解説します。
✅ 表面が白っぽくなってきた
屋根が全体的に白っぽく見える状態は「チョーキング現象」と呼ばれます。これは、塗料の中の樹脂が分解し、顔料(色の粉)が粉状になって表面に浮き出てくる現象です。
- 指で触ると白い粉がつく
- 元の屋根色がぼやけて見える
といった場合、塗膜が劣化し始めている明確なサインです。この段階で塗装メンテナンスを行えば、屋根材本体のダメージを防げます。
✅ 黒い斑点(カビ・苔)が広がっている
コロニアル屋根の表面に、黒い点状のカビや、緑色の苔が付着している場合も要注意です。
これらの汚れは見た目の問題だけでなく、屋根の水はけが悪くなっている証拠。カビや苔が繁殖している箇所は常に湿気を帯びており、塗膜の劣化をさらに早める原因になります。
長期間放置すると、屋根材が水分を吸い続けて内部からボロボロに崩れるリスクもあるため、早期の洗浄・塗装を検討しましょう。
✅ 屋根材に反りがある
コロニアル屋根の一枚一枚がわずかに波打っているように見える場合、内部に水分が浸透して膨張・収縮を繰り返している可能性があります。
- 釘が浮いている
- 端部が持ち上がっている
- 屋根材が重なり合う部分がずれている
こういった反りや浮きの症状は、塗装だけでは補えないレベルの劣化であることも多く、部分交換や屋根カバー工法(重ね葺き)を検討する段階に入っています。
✅ 雨の日にポタポタ音がする
室内で天井裏や壁からポタポタという雨音が聞こえる場合、それはすでに屋根内部まで雨水が侵入している可能性が高い状態です。
- 天井にシミが出ていないか
- 物置や小屋裏にカビ臭がないか
- 雨が降った翌日も湿気がこもっていないか
といった点も併せて確認しましょう。
この段階ではすでに防水層を超えて下地材や断熱材にまで水が回っている可能性があるため、放置すると屋根構造全体の腐食や、修理費用の大幅な増加にもつながります。
塗装で済むケース|再塗装が有効な条件とは?

塗装はあくまで「表面の保護膜を再生する」ための処置です。以下の条件を満たしていれば、塗装だけでも十分に機能を回復できます。
再塗装が有効な状態
- 屋根材が割れていない
- 素材に反り・浮きがない
- 築10~15年以内で、前回の塗装から時間が経過している
- アスベスト含有の古い屋根材でなければ塗膜保持力がまだ残っている
明石市での塗装費用目安(30坪住宅)
工事内容 | 費用目安(税込) |
高圧洗浄 | 約1万円〜2万円 |
下地補修 | 約2万円〜5万円 |
屋根塗装(3回塗り) | 約25万円〜40万円 |
合計 | 約30万円〜50万円 |
張り替えが必要なケースとは?

塗装では対応できないほど劣化が進んでいる場合や、耐久性を根本から見直したい場合は「葺き替え」や「カバー工法」といった屋根の改修工事を検討しましょう。
張り替えが必要なサイン
- 屋根材が反っている・割れている
- 雨漏りしている(天井のシミなど)
- 遮音性・断熱性が気になる
- アスベストを含む旧式の屋根材で再塗装ができない
明石市でのカバー工法・葺き替え費用目安
工事内容 | 費用相場(税込) |
屋根カバー工法(ガルバ) | 約70万円〜120万円 |
葺き替え(撤去+新設) | 約100万円〜160万円 |
足場代 | 約15万円〜25万円 |
※建物の形状や面積により大きく変動します。
塗装 vs 張り替え|判断ポイントまとめ
比較項目 | 塗装 | カバー・葺き替え |
工期 | 約5〜7日間 | 約7〜10日間 |
費用 | 安価(30〜50万円) | 高額(70万円〜150万円) |
耐用年数 | 約10年 | 約20〜30年(屋根材により異なる) |
防水・断熱性能 | 限定的 | 根本改善 |
雨漏りへの効果 | 限界あり | 根本的に解決可能 |
火災保険が使えるケースもある?

台風や飛来物による屋根の破損・棟板金の飛散などは、火災保険の「風災補償」に該当することがあります。
適用の条件
- 損傷が自然災害による突発的なものである
- 被害発生から3年以内である
- 修理前に写真・見積書・被害報告書を用意する
※経年劣化による色褪せ・塗膜の劣化は対象外となります。
明石市で信頼できる業者を選ぶには?

屋根のメンテナンスは決して安い買い物ではありません。だからこそ、施工品質だけでなく「提案力」「説明力」「アフターサポート力」にも優れた業者選びが大切です。
以下のようなポイントをチェックして、安心して任せられるパートナーを見極めましょう。
無料調査・見積もり対応
優良な業者は、現地での屋根点検や診断、見積書の作成までを無料で行ってくれます。これは、契約を急がせず、お客様にしっかりと検討してもらう姿勢の表れでもあります。
また、調査の際に屋根に登って写真を撮影してくれるか、細かな劣化状況まで丁寧に説明してくれるかも重要な判断材料です。
写真付き報告書の提出
屋根の状態は地上からでは見えにくいため、「見えない部分をどう説明してくれるか」は信頼性に直結します。
きちんと劣化箇所や修理が必要なポイントを写真付きで報告書にまとめてくれる業者であれば、工事の必要性や内容も納得しやすく、不安なく任せられます。
塗装・葺き替え両方に対応している
塗装だけを行う業者の場合、すべてのケースで「塗装を勧める」傾向があります。
しかし、屋根の状態によっては塗装では不十分なこともあります。塗装も葺き替えも両方対応している業者であれば、屋根の状態に合わせて中立的な提案をしてくれる可能性が高いです。
ガルバリウム鋼板など素材の提案力がある
屋根リフォームでは、選ぶ素材によって耐久性・遮熱性・価格が大きく変わります。
特に明石市のような海に近い地域では、耐塩害性のあるガルバリウム鋼板など、地域特性に適した素材を提案できるかが重要。
複数の屋根材についてメリット・デメリットを説明し、予算やライフプランに応じた選択肢を示してくれる業者が理想的です。
建設業許可を取得している
建設業許可は、500万円以上の工事を行うには必要な法的な資格です。これを取得している業者は、一定の技術力・財務基盤・実績があることの証明でもあります。
また、許可番号を明記している業者はコンプライアンス意識も高く、万一のトラブル時にも安心です。
※弊社「マックスリフォーム」は、大阪府知事の建設業許可を取得しています。
地域密着・明石市の施工実績多数
地域に根差した業者は、気候特性・地盤・過去の台風被害の傾向などに精通しており、的確な診断・提案が可能です。
また、明石市内での施工事例が豊富な業者であれば、近隣の評判や口コミも確認しやすく、安心して任せられます。
「地元のお客様とのつながりを大切にしているか?」という点にも注目してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q1. コロニアル屋根の色褪せは塗装だけで大丈夫ですか?
A. 屋根材が割れておらず、反りもない場合は塗装だけで対応可能ですが、劣化が進んでいると張り替えが必要です。まずは現地調査をおすすめします。
Q2. 明石市で塗装ができないコロニアル屋根ってある?
A. はい。古いアスベスト含有の屋根材は塗装がうまく乗らないケースがあります。調査で判断が必要です。
Q3. 屋根カバー工法ってどういう工事ですか?
A. 既存の屋根を撤去せず、上から新しい屋根材(多くはガルバリウム鋼板)をかぶせる工法です。工期が短く、費用も抑えられます。
Q4. 明石市では塩害対策は必要?
A. 魚住町や大久保町など海に近い地域では、ガルバリウム鋼板など耐塩害性の高い屋根材を選ぶと安心です。
Q5. 足場代っていくらぐらいかかるの?
A. 一般的に15〜25万円前後が相場ですが、屋根の形状や高さによって変動します。
Q6. 塗装とカバー工法、どっちがおすすめ?
A. 屋根の状態や築年数により異なります。コストを抑えたいなら塗装、耐久性を求めるならカバー工法が適しています。
Q7. 色褪せを放置するとどうなりますか?
A. 屋根材の吸水が進み、反り・割れ・雨漏りにつながる可能性があります。放置せず、早めの対策が重要です。
Q8. 火災保険の申請って自分でできますか?
A. 可能ですが、書類や写真の準備が必要です。申請サポートの経験がある業者に相談するのが安心です。
Q9. 明石市で助成金や補助制度はある?
A. 時期や地域によって制度が変わるため、役所や施工業者に確認するのが確実です。
Q10. 調査や見積もりだけでもお願いできますか?
A. はい、多くの業者が無料対応しています。明石市の地域に根ざした業者を選べば、丁寧な対応が期待できます。
まとめ
明石市で「屋根の色が褪せてきたかも…」と感じたら、まずは屋根の状態を正しく診断することが大切です。塗装で済むのか、カバー工法や葺き替えが必要なのかは、専門の業者による現地調査でしか判断できません。
放置せず早めに対応すれば、費用を抑えながら家を長持ちさせることができます。私たち「マックスリフォーム」では、明石市で多数の屋根メンテナンスを手がけてきた経験を活かし、誠実で分かりやすいご提案をお約束します。
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