明石市で屋根てっぺんの棟瓦がズレた?費用相場と失敗しない業者選び

「最近、屋根の上の瓦が少し斜めになっている気がする…」
「台風の後から、棟瓦がグラグラしているかも?」
そんなお悩みをお持ちの明石市の皆さまへ。
棟瓦(むねがわら)のズレは、屋根全体の防水性を下げ、雨漏りの原因にもなる重大な劣化サインです。特に、海に面した明石市では潮風による金属部のサビや、台風による飛来物の衝突などで、瓦がズレたり崩れたりする被害が多く報告されています。
この記事では、
- 明石市で多い棟瓦のトラブルと原因
- 修理費用の相場と施工内容
- 火災保険が使えるケース
- 業者選びで失敗しないためのチェックポイント
などをわかりやすく解説します。
棟瓦ってどこ?ズレるとどうなる?棟瓦が果たす3つの役割

「そもそも棟瓦(むねがわら)ってどこにあるの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
棟瓦とは、屋根のてっぺん(棟=むね)に横一列に並ぶ瓦のこと。
屋根と屋根が合わさる最上部の接合部分を覆い、雨風の侵入を防ぎ、屋根の構造全体を守る非常に重要な部位です。
雨水の侵入を防ぐ
棟瓦の下には屋根の“合わせ目”があり、放っておくとそこから雨水が入り込みます。
棟瓦はこのすき間をしっかり覆い、雨漏りの発生を防いでくれるのです。
風による屋根材の浮きを防止
強風や突風が吹いた際、屋根の端や棟部分から浮き始めるケースが多くあります。
棟瓦は、屋根材が風でめくれたり飛ばされたりするのを抑える“重し”のような役割も担っています。
屋根全体の耐久性を保つ
棟は屋根の「要(かなめ)」です。棟瓦がずれると、そこから瓦の歪みやヒビが連鎖的に広がり、屋根全体の寿命が縮まってしまいます。
見た目だけでなく、建物の構造耐久性にも大きな影響を与えるのです。
棟瓦がズレるとどうなる?

棟瓦がズレたり、外れたりすると、次のようなトラブルが発生します。
- 雨漏りの発生(天井のシミやカビ)
- 屋根材(瓦・板金)の飛散や割れ
- 棟下の土が流れ出し、崩落の危険性が高まる
- 強風時の「ゴトゴト」「バタバタ」という異音
- 見た目の劣化による資産価値の低下
特に明石市のように海風が吹きやすく、台風の影響を受けやすいエリアでは、棟瓦のズレが原因で雨漏りにつながるケースが後を絶ちません。
明石市で多い棟瓦トラブルの原因とは?

明石市は海に面した地域であり、潮風や台風など自然環境の影響が屋根に及びやすい地域です。特に以下のようなケースが目立ちます。
1. 台風・強風の影響
台風シーズンに多いのが、棟瓦のズレや落下。特に魚住町・大久保町・西明石周辺では、強風で瓦が持ち上げられたり、飛来物で破損したりするケースが報告されています。
2. 地震による緩み
明石市でも小さな地震が定期的に発生しています。地震によって瓦の下地が緩み、棟がズレる場合があります。
3. モルタルの経年劣化
棟瓦の固定には「のし瓦」と呼ばれる板状の瓦と、漆喰やモルタルが使われています。これが経年劣化で剥がれ落ち、瓦がズレる原因に。
棟瓦修理の費用相場と工事内容
棟瓦の修理費用は、被害の程度や工事内容によって異なりますが、以下が目安となります。
工事内容 | 費用目安(税込) | 内容 |
棟瓦のズレ直し(5〜7m) | 約5〜10万円 | 再固定・漆喰詰め直し |
棟瓦の積み直し(10m以上) | 約15〜25万円 | のし瓦を一度撤去して再施工 |
棟瓦全体交換+下地補修 | 約25〜40万円 | 貫板や銅線交換含む全面工事 |
※足場設置が必要な場合は別途15万円〜が加算されます。
火災保険が使えるケースとは?

棟瓦のズレや破損が、台風・突風・飛来物など「自然災害による突発的な事故」の場合、火災保険の「風災補償」が適用される可能性があります。
適用のポイント
- 台風や突風による被害:「風災」として補償対象になる場合が多い
- 被害発生から3年以内:保険法に基づく時効制限
- 写真・見積書・報告書の提出が必要:業者と連携して準備しましょう
👉 経年劣化は補償対象外のため、無理な申請はNG。火災保険に詳しい業者に相談するのが安心です。
DIYでの応急処置は可能?|無理はせず安全第一で

棟瓦のズレは、地上から見ても判断しづらいことが多く、また高所作業は非常に危険です。応急処置をする場合でも、以下の注意が必要です。
● 近づかないようロープや張り紙で注意喚起
棟瓦がズレていたり、今にも落ちそうな状態であれば、まずはその下に人が近づかないよう対策しましょう。
ホームセンターなどで売っているロープやコーン、手書きの「立入禁止」張り紙でも十分です。
特に小さなお子さまや高齢のご家族がいるご家庭では、「屋根の下に近づかないで」と事前に声がけしておくことも大切です。
● 屋根の真下を避ける生活動線の確保
例えば、普段使っている玄関やベランダの真上にズレた棟瓦がある場合、その出入り口を避けるルートに変更するのも一つの対策です。
「ちょっとした雨でも怖い」「風が吹いたら落ちてくるかも」と感じたら、洗濯物を干す場所や通勤・通学の動線も一時的に変更して、安全を最優先にしてください。
● 自分で登らず、専門業者に仮養生(ブルーシートなど)を依頼
どうしても雨漏りが心配な場合、専門業者に“仮養生”だけでも依頼することをおすすめします。
ブルーシートや土のう袋での応急処置は、慣れたプロであれば短時間で対応可能ですし、状況に応じて保険申請用の写真撮影や報告書の準備もしてもらえる場合があります。
最近では「現地調査・応急処置無料」の業者も増えていますので、無理をせず、まずは一度相談してみるのが安全かつ確実です。
見逃さないで!棟瓦ズレの初期サイン

「棟瓦がズレているかも?」と疑うべきサインは、実は日常の中でも気づけることが多いです。以下のような症状に心当たりがある方は、できるだけ早めに専門業者へご相談ください。
● 屋根上に不自然な影
朝や夕方、斜めの陽射しの中で屋根を見ると、棟部分にいつもと違う“段差のような影”が出ていることがあります。
これは、棟瓦が一部持ち上がっていたり、ズレていたりするサインかもしれません。日によって影の形が変わる場合は、風などで動いている可能性も。
● 瓦の段差が目立つ
地上から屋根を見ると、「あれ?棟のラインがガタガタしてる…?」と気づくことがあります。
棟瓦は本来、一直線に積まれているもの。段差やゆがみがあるとすれば、内部のモルタルが劣化し、瓦がずれ落ちかけている状態かもしれません。
● 瓦の間から雑草が生えている
信じがたいかもしれませんが、屋根に植物が生えることは珍しくありません。棟瓦のすき間に土や湿気が溜まると、鳥が運んだ種子から雑草が芽吹くことも。
雑草が生えるほどの隙間ができているということは、防水性がかなり低下している可能性が高いです。
● 棟部分に黒ずみ(雨染み)が見える
棟瓦の下がうっすら黒くなっていたら、それは雨水が染み出してきた跡かもしれません。
とくに何日も雨が続いたあとに現れることが多く、内部の防水層が壊れてきている兆候です。放置すれば、棟下の木材や下地が腐食する恐れがあります。
● 雨音が以前より響くようになった
「最近、雨の日の音がやたらと大きい…」
これは棟部分にすき間ができ、そこから雨が伝わって屋根裏に響いているサインかもしれません。特に強い雨のときに「ポタポタ」「コンコン」といった異音がする場合は要注意です。
明石市で信頼できる業者を選ぶポイント

明石市で棟瓦修理を依頼する際は、以下のような点に注目しましょう。
✔ 地元に根差した業者を選ぶ
- 明石市の気候(潮風・強風)に理解がある
- 地域密着でアフターフォローが丁寧
- 実績のある施工店(口コミ・事例をチェック)
✔ 調査・見積もりが無料かどうか
- 写真付き報告書を出してくれる
- 契約前に詳細説明がある
- 火災保険申請サポートに慣れている
👉 「建設業許可」を持つ正規業者かどうかも必ず確認しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. 棟瓦が少しズレているだけなら放置しても大丈夫?
A. わずかなズレでも雨水の侵入経路になります。放置すると下地の腐食や雨漏りにつながるため、早めの点検が必要です。
Q2. 自分で屋根に登って確認してもいい?
A. 非常に危険なのでやめましょう。落下事故が多く、瓦を割ってしまうケースもあります。プロに任せましょう。
Q3. 火災保険はどこに相談すればいいの?
A. まずは施工業者に被害状況の確認と申請資料の作成を依頼し、その後ご自身の保険会社に提出します。
Q4. 修理にかかる日数はどれくらい?
A. 部分補修であれば1〜2日程度。積み直しなど大掛かりな工事は3〜5日程度かかります。
Q5. 工事中に雨が降ったらどうなるの?
A. 工事前にブルーシートなどで養生を行うため、基本的に建物内に雨が入らないよう配慮されます。
Q6. 他の瓦も一緒に点検してくれる?
A. はい、多くの業者では棟瓦だけでなく屋根全体の状態も確認して報告書にまとめてくれます。
Q7. 工事後の保証はありますか?
A. 優良業者では、工事内容に応じて1〜10年の保証を出している場合もあります。契約時に確認を。
Q8. 足場は必ず必要?
A. 高さや棟の位置によりますが、安全性や作業品質を確保するために足場を設けるケースが多いです。
Q9. 棟瓦が落ちた場合、緊急対応はしてくれますか?
A. 地元の業者であれば、仮養生や応急処置の即日対応が可能な場合があります。相談してみましょう。
Q10. 火災保険申請をサポートしてくれる業者はどこ?
A. 明石市で実績のある「マックスリフォーム」など、火災保険対応に慣れた業者がおすすめです。
まとめ|棟瓦のズレは放置せず、早めの点検・修理を!
明石市の屋根環境は、潮風・台風・湿気という自然条件に常にさらされています。棟瓦のズレを放置すれば、雨漏りや建物の腐食、そして修理費用の増大にもつながりかねません。
✅ 早期発見・早期修理がカギ
✅ 火災保険が使えるケースもある
✅ 信頼できる地元業者の選定が重要
少しでも不安を感じたら、まずは無料点検を受けてみてください。
お問合せ・無料点検はこちら

株式会社マックスリフォーム
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